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建築士や建築施工管理技士の資格は取れますか?
資格取得率は非常に高いと思いますよ。一人一人が責任を持って現場を管理するためには、資格取得はどうしても避けられません。社内には「一級建築士」や「一級施工管理技士」の資格は、持っていて当たり前といった空気が昔から受け継がれています。社員になった日からその雰囲気の中で仕事をしているので、受験資格が出来た時には、かえって嬉しそうに試験を受けに行っていますね。
 
ちなみに取得した人達の年齢は一級建築士が33歳、一級建築施工管理技士なら26歳ぐらいですね。仕事と受験勉強の両立は大変ですが、先輩たちが協力して勉強をする時間を作ったり、分からないことを教えたりしています。日々の業務を通じて覚えていくことがほとんどだと思いますが、勉強会を開催して外部から講師に来て頂いたりもしています。
大手の建設会社にも魅力を感じているんですが、どこが違うんでしょう?
大宗建設の一番の特徴に挙げられるのが、一人が色々な仕事を行う機会があることですね。現場管理はもちろんですが、「積算」や「測量」、「設計」まで行います。自分で設計し、積算、契約、そして現場管理、完成後は家族でのお付き合いまで行っている例も沢山ありますよ。苦労も多いですが、建築の全てにかかわることができる喜びは大きいと思います。確かに大手ゼネコンのプロジェクトには大きなものが多いですが、大宗の現場の規模も、大手に負けない事例が数多くありますよ。
 
現場管理の仕事だけとっても違いがあります。仮設計画や作業方法、人員の配置などの工程管理、安全管理、品質を決定させる施工図の作成や検査、そして予算管理まで。大手では分業する所を大宗では一人でやる場合も少なくありません。逆にここまでできないと、大宗建設の現場員とは言えないかもしれませんね。でも30歳の前半にはみんなできるようになっていますから、特別難しいと思わなくても大丈夫だと思います。積算一筋30年・・・も良いですけど、建築全体に携わるのも面白そうだと思いませんか?
仕事のやりがい、難しさはどんなところにありますか。
やりがいは色んな時に感じられると思いますが、一番は建物が完成した時でしょう。そもそも大宗建設は高級住宅や病院をはじめ、建物の難度というかグレードの高い建築が主流ですから、同じものは二つとありません。規模だけ見ても、大手と競合した程の建築物を手がけることができる、まさに多種多様な現場一品生産ですね。そうした現場を任されるわけですから、自然と全力投球になりますね。
 
難しさはいろいろありますが「当社ならでは」という意味なら、長いおつきあいのお客様が多く、この方々が建築について非常に詳しいこと。いくつもの建物を建てられているから目が肥えているんですよ。そうゆうお客様に納得していただくには、創意工夫が常に必要になります。設計図通りに施工するだけではダメですね。常に何かに挑戦していこうとする気持ちが大切。当然、最新の施工技術の導入や、素材の検討も積極的に行います。ポジティブに考えれば鍛えられるので、「早く成長できる」ということは確かです。
現場を進めていくと色々なことが起きますから、悩みます。ほんと、ハゲるくらい(笑)。プロジェクトのスタッフと何度も検討を重ね、解決していくんですが、色や形の検討を繰り返したり、天候で工期が左右されたり・・・建物を建てるということは決して簡単ではないですね。だからこそ、完成したときは感激ですね。
営業部が無いということですが、どうしてですか?
会社創設時から営業部はないですね。すべて現場員で技術員です。でも会社は健全経営ですね。無借金経営ですし。どうやって受注できるかということですが、たとえば、新しい建築に着工するとしますね。そこで出会うのはお客様や設計士です。現場の周りにはご近所の方々、工事には色々な職種の業者の人達が来てくれます。実はこの方々が口コミで新しいお客様を紹介してくれるんですよ、不思議に思うかもしれませんけど。出会う方々に誠意を持って接し、確かな技術で工事を進めていけば、みなさんが納得、満足していただけます。完成してからも、お客様とは家族同様のお付き合いをさせていただきますから、そこからも口コミで情報が広まっているんですね。昔からのお客様だと、ご紹介で二代目、三代目とご発注いただく方も珍しくありません。もちろん建てた物件もちょっと変わった目立つものが多いので、通りでフラリと見られてご発注、なんてこともあるんですよ。考えてみれば自分の目で現場の進め方やできあがった建築物を確かめなければ仕事を頼むのも不安ですからね。「仕事の仕方」や「結果」が営業してくれている、という言い方になりますが、ありがたいことだと思います。
設計がしたいのですが、設計の仕事はありますか?
設計だけの仕事はありません。基本は現場施工管理です。でも施工管理といっても図面はずいぶん描きますよ。設計の趣旨を汲み取るには多くの施工図や検討図が必要になりますから。そのほとんどがCADを使いますが、ここ一番になると手描きになりますね。お客様との打合せ最中に、フリーハンドでしかも相手から見た図を描いたりします。あるお客様が「大宗建設のみなさんは絵がたいへん上手いですね」とおっしゃっていました(笑)。ですから現場管理といっても設計力や提案力が絶対に要求されます。
 
いい建物を作るには設計図が描けて、読み取ることができること。もっといえば設計図に現れていないところを読み取ることができなければならない。それが施工管理です。大宗建設のお客様はリピートが多いのですが、そのほとんどがこうした一から設計施工を行う物件になります。
入社後の研修はどんなものがありますか?
まず新入社員研修があります。ここではマナー講習も含め大宗建設の一員として必要な基本研修が行われます。その後、実務経験の必要な資格は、時期が来たら取得のために外部講習会に参加してもらいます、作業主任者資格などがそれにあたります。
 
社員が交代で講師になり、全員参加で月に1度程度、社内での勉強会も行われています。テーマによっては社外から講師を招くこともあります。入社するとそれぞれのプロジェクトに配属されるのですが、そこには経験豊富な先輩がいて、日々実践的な指導やアドバイスを受けることで、建築士や施工管理技術士に必要な知識が築かれていきます。大きな課題や、前例のない工事に全力で取り組む先輩の背中は、どんな研修よりも心強いと思いますよ。
遠くから通っている人はいますか?社宅(寮)はありますか?
先輩達の出身地はやはり県内(三重県)が多いですね。他県の出身者ももちろんいますが、会社に通うには距離に限度がありますから、家の遠い人は市内に移り住んでいます。通勤時間はだいたい一時間程度ですね。
社宅(寮)も利用できますから、希望する方はどうぞ。会社の上層がマンションになっていて、現在も何人(何家族)か住んでいます。近くの人でも利用もできますよ。
対外的に、大宗建設はどんな評価をうけているのですか?
地元四日市を中心に60年近く建築一筋でやってきています。しかも営業がいませんから、地元の評価が得られなければここまでやってこられなかったでしょう。民間建築が中心で総合的な競争力が「常に」要求されますから、過去の評価だけでもダメですね。そんな中で地元の多くのお客様にリピートがいただけているというのは、常に最高の建物を提供できる技術力、精神が継承されている証でしょう。県内の建設業格付けはベストスリーの常連ですし、三重県発注の建築でも工事成績最高点で大宗建設より上位を探すことは難しいですね。三重県建築賞知事賞を三年連続して受賞できたのも、総合的な技術力の高さを表していると思います。
お休みはみなさん何をしてるんですか?
若い人はもちろん休みを楽しみにしていますが、私たちベテランもエンジョイしてますよ。日常的に何人か集まってはフットサルや草野球などワイワイやっています。年齢に関係なく参加するのですが、翌日の筋肉痛には参りますね。足が上がらん!という人も・・・。他にもサーファーもいますし、オートバイのレースに出ている人もいます。ドライブ大好き人間もいますね。余談ですが社長はシティーマラソンに参加しているそうです。休日をまとめてとった時は遠くまで旅行に行くようで、不思議なんですが土産話はいつも行って見てきた建物の話になります、「○○見てきたんですが知ってますかー、素晴らしいですよ」とか「最近出来た○○を見に行ってきましたよ」なんてね。話しているうちに施工方法の検討会になったりすることもあります。旅行先でもいい建物につい目が行ってしまうんでしょうね。気持ちはよーく分かりますけど(笑)。
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